LaFerrari

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ビークルダイナミクス

「ラ フェラーリ」は、アクティブ・エアロダイナミクスとハイブリッド・システムを含む全てのダイナミック・コントロール・システムを統合した、史上初のフェラーリです。フェラーリ独自のアルゴリズムが全てのシステムを制御し、このクルマは極限の動力性能と空力学的効率、ハンドリングすべてを、どんな分野においても、妥協なく実現できるのです。設計から製造に至るまでのすべての工程ににおいて、数多くの技術革新がなされたことにより、「ラ フェラーリ」は他に例のないパフォーマンスを発揮するフェラーリ史上最速のロードカーとなりました。「ラ フェラーリ」は、フィオラーノ・サーキットで、「エンツォ」が記録したラップタイムを5 秒以上短縮しています。この大きな躍進の実現は、ハイブリッド技術と、トラクションおよびダンピング制御、それにブレーキとタイヤの技術革新によって得られました。タイヤとサスペンションのセットアップを含む、車輌全体の統合的な開発の結果、900Nm を越えるトルクを駆動に使うことが可能となりました。このトルクは、V12 エンジンと、常に瞬時に応答するエレクトリカル・モーターとのコンビネーションによって得られたものです。コーナリング時には、HY-KERS がV12 の回転数を一定に保ち、素早いレスポンスを実現します。また、加速しながらのコーナー脱出時には、トラクション・コントロール・システムが継続的にトルクを制御するとともに、電子制御デファレンシャルが駆動ホイールに適切なトルクを分配します。これにより、最大のトラクションが確保されます。さらにスタビリティ・コントロール・システムが車輌のリアクションを継続的に監視します。エンジンに余分なトルクが発生している時には、HY-KERS がそれをバッテリーに充電し、V12 のエンジントルクが不足している場合には、最適なトルクを発生させ、一定した力強い動力性能をもたらします。

-15 % longitudinal deceleration

  • Front and rear extrema brake caliper
  • Front brake system new extrema caliper
  • Front extrema brake caliper
  • Front extrema brake rear brake system new extrema caliper electric parking brake
  • Rear extrema brake caliper

ブレーキは、冷却性能の向上を目的に、特別に設計された新型の軽量キャリパーが装備されています。あわせてブレーキ・ディスクも新型となりました。この新型ブレーキシステムにより、ディスク表面摩擦が増し、制動力の安定性とフェード耐性が向上しています。その結果、前後方向の減速性能は15%向上し、200-0km/h の減速停止距離は30m 短縮しました。このブレーキ系統は、他のすべてのビークル・ダイナミクス・システムと完全に統合されています。そのため、ハイブリッド・システムはブレーキングで回生ブレーキモードに入ると、たとえABS が作動するようなハードブレーキング時においてもバッテリーがチャージされます。

このような高い動力性能を無駄なく発揮させるために、フェラーリは特別なタイヤの設定を導入しました。「ラ フェラーリ」は、フロントには265/30R 19 ピレリP-Zero を、またリアには345/20 R 20 を装着します。ダイナミック・コントロール・システムとアクティブ・エアロダイナミクスに加えて、タイヤ、ブレーキといったメカニカル・セットアップを統合した結果、ステアリング・ホイールの入力からコーナーへの旋回までのレスポンスタイムは30%短縮され、コーナリング時の横方向への加重は20%増加しました。

20 mm wider front tyres than the Enzo