LaFerrari

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アーキテクチャー

「ラ フェラーリ」の構造は、フェラーリの伝統的な基準からしても、極めて革新的で、全てのモデルの頂点に位置するものとなります。その狙いは、かつてないほど低くなった車高、理想的な重量配分、また可能な限り低くした重心高など、エアロダイナミクス効率を極限まで追究したことにあります。しかし、何よりも重要なのは、エンジンが新しいハイブリッド・システムとシームレスに統合されている点です。これらはすべて、キャビン空間や快適性、そして乗降性を犠牲にすることなく設計されています。

  • The centre of gravity was lowered by 35 mm
  • 59% weight to the rear

前回の特別限定モデルに比べ、車体の幅を狭く、全高を低くして、最大限の空力学的効率の達成を図っています。レイアウトを見直し、主要コンポーネントを統合することにより、車体の重心高は35mm低くなりました。また、人間工学に基づいたインターフェースの採用により、比類ないハンドリングとレスポンスが得られます。重量配分は完全に見直され、重量物はホイールベース内に収められました。これにより、「ラ フェラーリ」は、慣性による荷重の前後移動が少なくなり、あらゆるドライビング状況において、卓越したスタビリティとグリップ力を保証します。これは重量の59%が車体後部に分配されている結果です。

  • the cross between sports car and F1 single seater
  • Individual settings for pedal box and the steering wheel

「ラ フェラーリ」をデザインするにあたり、もっとも大きな課題となったのが、ハイブリッド・システムの導入です。ホイールベースと全長は、「エンツォ」と同じ数値でありながら、「ラ フェラーリ」は、ハイブリッド・システムとF1 デュアルクラッチ・トランスミッション、さらにこれらの冷却システムを搭載しています。すなわち、極めて入念かつ独創的なエンジニアリングとデザインワークにより、これまでの車輌の2台分のパーツを、1台の限られたスペースに精巧に組み込んだことになります。

ドライバーが車体の低い位置にリクライニングした姿勢で座るという、人間工学的な効率に優れたF1 マシンのドライビング・ポジションを基本とする「ラフェラーリ」のコクピットは、ドライバーの上半身、そして脚と腕を大きくリクライニングさせました。このように、「ラフェラーリ」は、スポーツカーとF1シングルシーター双方の良いところを取り込んだ設計となっています。シャシーの一部として設計されたカスタムシートは、車輌の走行時の挙動を、より繊細にドライバーに伝達することを可能にしました。

ペダルボックスも、ドライバーの両足が正しい角度に保たれ、ブレーキとアクセルを完全に、正確にコントロールできるように配置されています。同様に、小径化した新型ステアリング・ホイールは、角度、高さともに調整可能になっています。また、シャシー設計とドア開口部デザインは、コックピットの空間を犠牲にすることなく、楽な乗降性を実現しています。

All various functions are integrate on the wheel